「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」(高橋歩)という言葉があります。
アナウンサーの夢は、いつもそこにあります。

動くことはありません。

にもかかわらず、「キー局のエントリーシートが通過しなかったから」「10社連続で落ちたから」といった理由で、アナウンサーの夢を諦めていく人が90%以上です。


「アナウンサーだけが人生ではないはずだ」
「ほかにやりたいことが見つかったんです」

自分に都合がいい理由をつけて、アナウンサー試験から脱落していきます。

キー局の時点で4000人いたアナウンサー志望者は、準キー局の時には2000人に減り、名古屋・福岡の放送局では1000人、地方局を回るのは、500人です。

4000人中3500人が、自分で夢から逃げていくのがアナウンサー試験です。


「私には向いていなかったんだ」
「やっぱり私なんて、アナウンサーになれない」

厳しいことを言いますが、そういう前に、あなたはアナウンサー試験の対策を、きちんとしたのでしょうか。


「鼻濁音は発音できますか?」「母音の無声化はできますか?」と聞くと、「え?鼻濁音って何ですか?母音の無声化なんて初めて聞きました」という女子アナ志望者も多いのです。

それでは、アナウンサー試験対策をしているとは言えません。

「自己PRは1分で言えますか?」「志望動機は1分で言えますか?」「どんなアナウンサーになりたいかは1分で言えますか?」と言われて、きちんと言える女子アナ志望者は、ほとんどいません。

南極に水着で行って、「寒いです。どうして寒いのかわかりません」と文句を行っているようなものです。

1000人に一人しか選ばれない試験を受けようとしているのに、無策で挑戦して、玉砕している方ばかりが、アナウンサー試験なのです。


アナウンサーになるための方法論は簡単です。

1、アナウンサーに内定する方法を知る。
2、アナウンサー試験対策をする。

このツーステップです。


どうしたら内定できるのかがわからないまま、毎年、アナウンサー試験対策をせずに、アナウンサー試験を受けに行っている人がどれだけ多いことでしょう。

夢があったら、対策をすればいいのに、「夢なんです」と言っているだけで、何もしていない人ばかりです。

戦場だとわかっていたら、武器をフル装備して出かけます。

命がかかっているので、当然です。

アナウンサー試験は1000人にひとりしか受からない試験だとわかっているにもかかわらず、何も武器を持たずに出かけようとする人ばかりです。

人生がかかっているのに、無策のまま、アナウンサー試験に臨むのです。


アナウンサーに内定するための方法論を知り、アナウンサー試験対策をばっちりしてから、アナウンサー試験に挑戦する。

それができるだけで、あなたはその他大勢をごぼう抜きにできるのが、アナウンサー試験なのです