日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日といったキー局のアナウンサーの募集には、毎年、4000人の学生が応募します。

そのなかで、内定するのは多くて4人。少なければ1名です。

1000倍の倍率で当たり前なのが、キー局のアナウンサー試験です。

「1000倍なんて、無理だよ」と思う方もいるかもしれません。

確かに、梁の穴を通すような倍率です。

ですが、もし内定すれば、宝くじ以上のリターンを手にすることができます。

当選金額が最大8億円の、ロト7では、1/10,295,472

2億円のロト6では、1/6,096,454

4000万円のミニロトは 1/169,911というのが、当選確率です。

そう考えれば、ミニロトよりも当選確率が高いのがアナウンサー試験です。

ミニロトは4000万円のリターンですが、、キー局のアナウンサーであれば、生涯賃金が4億円なので、10倍のリターンが見込めます。

それでいて、将来、プロ野球選手や芸能人と結婚する可能性が生まれるわけですから、アナウンサー試験の1000倍の倍率というのは、低いくらいです。


アナウンサー試験は、まともに対策をして臨む学生が、本当に少ない試験です。

「お母さんは、アナウンサー試験を受けたことがあってね」と将来言いたいだけの、「青春の記念受験」の方も多いですし、「自己PRを言えますか?」と言われて言えない学生も、半数以上にのぼります。

実際に、キー局では、本格的に試験対策をしている400人くらいのなかでの争いです。

なので、実質は400倍というのが、キー局のアナウンサー試験なのです。