「女子アナになるためには、ミス◯◯にならなければいけないのではないか」と考えている人がいます。

「私はミス◯◯なんです」というと、ハクがつくと勘違いしているのです。


もし、「ミス◯◯」と名乗る人が多ければ、あなたはその他大勢になってしまうだけです。

大学のミスコンに、出たいのであれば、もちろん出ても構いません。

ただ、アナウンサー試験対策のためにミスコンに出るのは、意味がありません。

大切なのは、オリジナルの経験です。
「他の人と違う経験をしています。私がオンリーワンです」ということを示すのが、アナウンサー試験です。


1000人からひとりに選ばれる試験なのですから、その他大勢にならないようにすることが、大切です。

ミス慶応、ミス早稲田、ミス立教、ミス法政、ミス東洋英和の5人が集団面接で一緒になってしまったら、差別化ができなくなります。

もし、どうしてもミスになりたいのであれば、ミス◯◯」ということによって会話が盛り上がるものを選んでください。

「ミス阿波踊り」であれば、「阿波踊りってどうやるの?」といった会話で盛り上がることができ、横にミス慶応がいたとしても、勝つ可能性が出てきます。

「ミス鼻から豆乳」というコンテストがあれば、ミス東洋英和よりも、面接では話がはずむはずです。

「ミス◯◯」というのは、あくまで、話のきっかけの一つであって、だからといって内定するとは限らないのです。