アナウンサーの仕事の中で、もっとも大切なのが、「ニュース原稿を読む」ということです。

漢字の読み間違いがなく、正確に読むことが求められます。

「この人が発言しているのだから、間違いはないはずだ」という信頼感も必要とされます。

アナウンサーになるために、最低限必要なのは、「滑舌」です。

「滑舌」とは、「くっきりはっきり発音する」ということです。

特に、アナウンサー試験でチェックされるのは、「サ行」と「ラ行」です。

入社してから改善するのが難しいのが、この2つだからです。

サシスセソが苦手だと思われたら、どれだけ美人でも、アナウンサー試験では落ちます。

ラリルレロが、ダヂヅデドのように聞こえたら、アナウンサー適性がないと思われます。

もちろん、あなたが高校生・大学1年生〜2年生であれば、訓練次第で発音できるようになることは可能です。

とはいえ、毎日の発声練習をして、やっと治るかどうかというのが、「サ行」と「ラ行」です。

「アナウンサーになるために、発声練習は必要ですか?」という女子アナ志望者がいます。

もちろん、必要です。

「サ行」と「ラ行」が発音できていないと、門前払いになる可能性が高いからです。

もちろん、発音できたからといって、それだけで内定できるというわけではありません。

ですが、あなたがいくら美人だとしても、「サ行」と「ラ行」が言えなければ、一発アウトになってしまうのです。