「今年は、こういう学生を求めています」と局が発表することがありますが、一切気にしてはいけません。

なぜなら、自分を曲げてでも、局の方針に従った方が有利だと考える女子アナ志望者が大勢いるため、逆に不利になるからです。

「今年はスポーツアナウンサーが欲しいですね」と人事担当者が言っただけで、本来スポーツアナウンサー志望ではないのに、「スポーツ志望です」とエントリーシートに書く女子アナ志望者が、後を立ちません。

よく考えてみてください。

4000人中3000人がスポーツアナウンサー志望者、1000人が報道アナウンサー志望者だったとして、この中から2人選ばれるとします。

どのみち、2人が内定するのであれば、スポーツアナウンサーひとり、報道アナウンサーひとりが内定するわけです。

結局、前者の倍率は3000倍、後者の倍率は1000倍となります。

人事担当者の言うことを真に受けてしまったら、余計にアナウンサーへの内定は遠のくのがアナウンサー試験です。


もちろん、2〜10倍の倍率の、普通の就職試験であれば、人事担当者のいうことは聞くべきです。

ですが、アナウンサー試験は、1000倍の試験です。

2倍の倍率の試験の必勝法と、1000倍の倍率の試験に必勝法は、違います。

「他の人と逆を行く」という姿勢が当然になっていないと、1000人にひとりには選ばれないのです。