地方局の最終面接は、たいていは同じメンバーばかりが選ばれます。

ある局で、4人が最終面接に残り、他の局の最終試験に行ったら、まったく同じメンバーだったということもあるくらいです。

最終試験に残るということは、実力はほとんど同じです。

あとは、「今年はスポーツアナウンサーが欲しい」「急に情報番組の担当アナウンサーが、退社してしまった」といったテレビ局側の都合で、内定が順番に出ていきます。


困るのは、規模が小さい局の内定をいただき、オーケーの返事をしたあとに、規模が大きい局の内定をいただくときです。

今までは、エントリーシートが通過しなくて困っていたのに、ほぼ同時に、2つの局から内定が出る場合もあります。

内定は、あなたの実力が高まった瞬間なので、1つの局に内定が出たら、他の局からも内定が出ます。

私自身、内定が出た瞬間に、ほかの局の1次面接、2次面接の通過の知らせがババッと届きました。

どちらの放送局を選ぶにせよ、体はひとつしかないのですから、ひとつの局には、お断りをしなければいけません。

「最初に内定が出たところに行くべきだ」というアナウンサー試験の暗黙のルールがありますが、あなたにとって一番いいと思える放送局を選んでください。
 

地方局の試験は、毎年500人が全国行脚組になりますが、きちんと試験対策をする上位20%の100人にまずは入ることが、第一目標です。

その次に、常に最終試験に残るようになることが第2目標です。

そうなって初めて「運と縁で内定が決まる」というステージに上がることができるのです。