毎年、「あの人はコネで」という話題が、必ず出ます。

コネには、3種類あります。

強コネ、中コネ、弱コネです。

「アナウンサーの先輩が知り合いだ」「人事部長に会ったことがある」くらいであれば、弱いコネなので、弱コネです。

たまたま自分が面接官になった時は、少しは優遇するかもしれないが、内定とは関係ないくらいのコネです。

中コネは、「電通の推薦状があります」「大手のスポンサーの娘です」というコネです。

ないよりは、あったほうがいいですが、なかなか難しいです。

強コネは、「テレビ局の社長の娘だ」「総理大臣の娘だ」くらいの強力なコネです。

100億円以上の利益をもたらすと判断されたら、強コネとなります。


「あの人はコネで」という場合は、この3種類でどのコネなのかが、わかりません。

相手が総理大臣の娘であれば、さすがにコネで内定したと言えるかもしれませんが、内定に直結するコネというのは、めったにありません。

最終面接で横一線で、どちらを採用しても構わないというときになって初めて、コネがあるからこちらを採用しようということになる可能性が、生まれるだけなのです。