アナウンススクールのレッスン当日に休むのは、「生放送のオンエアに行かない」ということと同じです。

「地方局の2次試験のために、前日入りします」というのであれば、休む理由として正当ですが、放送当日以上に大切な予定など、学生には存在しません。

「テストの前日なので、休みます」というのもNGです。

テストがあることはわかっていたはずなのですから、それまでに勉強をしておけば良かっただけです。

「でも、留年したら、困ります」という方もいると思うのですが、プロのアナウンサーとして生放送よりも大切なものはないと、考えて下さい。

「アナウンサーは、親の死に目に会えない」と言われます。

「親が危篤でも、レギュラー番組は休んではいけない」というのは、アナウンサーにとっては当然の心構えだと、新人研修でたたきこまれます。

「それはブラック企業ではないか。生放送に穴を開けてもいいはずだ」という価値観なのであれば、アナウンサーになることはお勧めしません。

テレビは、CMで成り立っています。

あなたが無断欠勤したら、放送が成り立ちませんので、番組ディレクター、カメラマンだけではなく、CMスポンサーに対して、大迷惑をかけることになります。

違約金1億円でも、すまないかもしれないくらいの大問題です。

アナウンサーは、最終表現者です。

プロデューサー、ディレクター、カメラマンが作り上げてきたものを、テレビの前で代弁する役割です。

放送のすべての責任を負う気持ちで、オンエアに臨むのがアナウンサーです。

アナウンサー志望者にとっては、レッスン日は、生放送の本番と同じです。

「何があっても休んではいけない」という前提で、スクールに通うことが求められるのです。